今日のドイツのコロナ状況アップデート・1月26日

 ドイツのコロナ状況

ドイツでは相変わらずロックダウンが行われており先週には1月末の期限から2月14日までに延長され、そして多くの州でFfp2マスクの着用が電車内や食料品店内などでは義務づけられ対策が強化されています。

変異種のことや思ったより感染者数が大きく減らず目に見えて大きな効果が出ていなかったことからの対応ですが、下記グラフを見ると最近やっと徐々に減ってきているようにも見えます。

これはRKI(ロベルトコッホ研究所・ドイツの国立機関で感染症などを調査・予防を調査している研究所)の毎日更新しているデータで簡単に見ることができます。他にもいろいろなデータが数字やグラフで可視化されています。これを見るとなかなか山が下って行かない状態が続いていたところが最近徐々に下がってきているようにも見えます。これはちなみにデュッセルドルフのあるノルトラインヴェストファーレン州のデータですが、ドイツ連邦のカーブも同様の傾向となっています。
外は相変わらず散歩する人が多く出回っています。公共のクローズド空間ではなくこうした屋外のオープンエア空間ではマスクもしていない人も多いです。東京のように屋外でも人が多くいる状態ではないので当然ですね。

街のいたるところにはマスク着用のポスターを見かけます。とりあえずFfp2マスク着用義務化と2月14日までロックダウン措置を延長したことで、春に向けて効果が出てくればと期待したいところです。
一方、EUおよびドイツでも自国への入国制限の強化も検討しているというニュースも。要はリスク国から入域・入国する場合は入国後の一定期間の隔離や事前のPCR検査陰性証明が必要であるという措置ですが、日本はそのリスク国に指定されていませんでしたので、今まで日本からドイツへ入国しても入国後の隔離や事前検査証明などの必要はありませんでした。今年になって日本の状況を見て日本もそのリスク国に含める検討をしているようです。ただそうなったとしてもその措置は2週間ごとに更新しており、日本の状況が落ち着けばまた非リスク国に戻れるだろうと勝手に期待しています。ヨーロッパと比べれば日本の状況は大したことがない状況ですので。

大学の現状

ところで、大学などの教育期間はオフラインがオンライン化されたこともありますが、そのほとんどが特に休校や入試措置の延期などもなく順調に活動しています。コロナがあっても学ぶことは制限されません。
そりゃそうだ。
ただし入試状況や留学など大学個別そして州によってケースバイケース、そして状況は日々更新されていますので、何か最新の状況やご質問などございましたら、弊コンタクト先info@blumusik.deまでどうぞご気軽にお問い合わせください。



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