ドイツのコロナ・入国規制、大学入試状況など(2021年2月)

 今週のドイツのコロナ・入国規制、大学入試状況アップデート

先月末にようやく新規感染者の曲線が下降してきたことをお知らせしましたが、2月9日時点でもその傾向は変わらずですのでいい調子です。表はNRW州の新規感染者数のグラフです。


死者数も同じように減ってきているので、ロックダウンの効果が出ていることが分かります。今週一杯までのロックダウンをどうするかまだアナウンスされていないので、おそらく政府関係者で話し合いが続いているのでしょう。下がってきてはいるが昨春や夏のレべルまでは落ちていないことや変異種のことなどもあるので慎重なのでしょう。

日本からの入国について(大学入学などの場合は日本からドイツへは引き続き入国できるようです。)

さて、現在日本も同じように年末年始に増加した感染者抑制のための規制措置を行っていると思います。宣言を出したころに既に下がり傾向に転じてきていたようで何よりです。日本はドイツと比べて感染者数も少ないし下がるのが早い。こちらから見ると慌てる必要は全然ないように感じてしまいます。

さて、EUでは年末・年始の一時的な日本の感染者数増加傾向を見て日本からのEU域内への入国を規制してしまいました。ドイツもそのEUの方針に従い同じように一般の観光者などの入国ができなくなっております。ただし例外事項があり、EU内長期ビザ保有者、EU内労働者、医療関係者などは入ることができるようです。

それでは大学入学や試験を受けるために来る場合は?これも例外事項に入るようです。ただし、なんらかの証明する書面が必要となるとのことです。(実際に入国をお考えの方は具体的にチェックする必要があると思われます。)

一方,検疫措置に関しては,1月29日現在,日本はリスク地域に指定されておりませんので,日本からの入国にあたり登録義務(デジタル入国登録(DEA)),検査義務,隔離義務はありません。一安心です。

2021年ドイツの音大入試状況

さて、2021年春入学のドイツの音大の入試はまさに現在進行中です。ほとんどの大学が2月に試験が終了する見込みです。それが終了するとようやく次の秋入学の募集案内が始まるのが通常です。従ってこの秋の入学をお考えのかたはそろそろ情報を集め始める必要があります。通常願書の受け付け期間は一か月程度ですので、十分時間はありますが大学によって時期や形式が異なったりしますので、こまめに大学のホームページのチェックを。ただホームページ内容が分かりづらかったりすることもあり、直接教務課への確認など複数のチェックがあると安心かもしれません。このコロナ下、社会活動の制限が様々ございますが、大学などは形は変えても活動は止まりません。考え方によっては学業にじっくり集中できるタイミングかもしれませんね。ドイツは自然豊かですので休日は散歩で充分リラックスできます。

今週は朝はマイナス10℃まで気温が下がっていますが晴れの日が多く気持ちのいい天気が続くようです。

ところで弊教室では大学機関や役所に直接”コロナ下の生の最新の情報”を収集するサポートもしておりますので、どうぞご気軽にinfo@blumusik.deまでコンタクト下さい。日本にある大手紹介エージェントなどとは異なり、現地に拠点を置き実際に入試を経てきた皆さんと近い年齢のスタッフが必要最小限のことを最小限のコストでご提供致します。






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